Cloud Campus

【例文あり】報連相とは?正しい意味や重要性、気を付けることを紹介

2024.06.26

ビジネススキル

人材教育

キーワード
  • ビジネスマナー
  • ビジネス基礎
【例文あり】報連相とは?正しい意味や重要性、気を付けることを紹介

効率的かつ正確に業務を進めるために、ビジネスパーソンとして身に付けておきたいのが報連相です。

しかし、報連相の意味や重要性を知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は報連相の意味や重要性を紹介します。

例文を交えて報連相の具体的な方法も紹介しているので、報連相に苦手意識のある人もぜひ参考にしてみてください。

報連相(ほうれんそう)とは

報連相(ほうれんそう)は、報告、連絡、相談の頭文字をとったビジネス用語です。

報連相は、効率的かつ正確に業務を進めるために重視されています。

まずは、報告、連絡、相談では具体的にどのようなことを伝えるのかを解説します。

報告

報告とは、自分の仕事の状況や結果を伝えることです。

部下は仕事の進み具合や結果を随時上司に伝える必要があります。

上司は報告内容をもとに「サポートが必要なのか」「ほかの業務に影響は出ないか」等、今後の業務の進め方を判断します。

報告がなければ、上司の業務上の判断を遅らせることになり、そのほかの業務が滞る原因になるため注意が必要です。

連絡

連絡とは、会議のスケジュールといった業務情報を関係者に共有することを指します。

報告は部下から上司へ行うのが一般的ですが、連絡は上司だけでなく同僚や取引先に対しても行います。

連絡をする際は、重要な情報に要点を絞って的確に伝えることが大切です。

相談

相談とは、何かを判断するときに上司や先輩に意見を求めることです。

判断に迷っているにも関わらず、誰にも相談せずに進めてしまうとトラブルにつながる可能性があります。

特に未経験の事態に直面したときは、豊富な知識と経験をもつ上司や先輩に相談することで、適切な対処法を見つけやすくなります。

報連相の重要性

報連相は、業務をスムーズに進めたり、トラブルを予防したりするために重視されています。

ここからは、報連相の重要性を詳しく紹介します。

業務をスムーズに進めやすくなる

適切な報告や相談ができると、上司からアドバイスやサポートを受けられ、業務をスムーズに進めやすくなります。

部下が積極的に報告や相談をすれば、上司から業務の進捗を確認する手間が省けるようになります。

また、チーム内で各メンバーが何の業務を担当し、どのくらいの進捗具合なのかを把握し合えば、協力しながら業務の効率化を図れるでしょう。

トラブルの予防になる

対応に困ったときに自己判断せず、上司に相談して適切な対処法を教えてもらえば、トラブルの発生を抑えやすくなります。

仮にトラブルが発生しても、早い段階で報告や相談をすれば、問題が大きくなる前に対処できます。

職場の信頼関係が構築しやすくなる

適切なタイミングで報告や相談をできる人には、安心して仕事を任せやすくなります。

くわえて、報連相を徹底することは従業員同士のコミュニケーションが増えるきっかけになります。

コミュニケーションが増えると、お互いの理解を深めることにつながるため、信頼関係を構築しやすくなるでしょう。

報連相をしないことで起こりうること

報連相を徹底しなければ、業務効率が下がったり、大きなトラブルが発生したりする可能性があります。

ここでは、報連相をしないことで起こりうることを紹介します。

業務効率・品質が下がる

適切に報告や連絡をしないと、他の業務の進捗に影響が出る可能性があります。

誤った方法で仕事を進めて報告が遅れると、一からやり直しになってしまう等、無駄な時間が発生してしまいます。

判断に迷ったときに相談できず、上司や先輩社員からアドバイスやサポートを受けられないまま仕事を進めてしまった結果、業務の品質が下がることも考えられるでしょう。

大きなトラブルが発生する

ミスをしたにも関わらず、報告せずに見過ごすと、大きなトラブルが発生する可能性があります。

トラブルが大きくなってからの対応は、取引先や会社全体に迷惑をかけることになるため、ミスに気付いた段階で早めに報告をすることが大切です。

信頼されなくなる

社会人の基礎である報連相ができないと、一緒に仕事をする人に不安を与えることになります。

また上司や同僚とのコミュニケーションが不足することで、信頼関係を築くのが難しくなるでしょう。

周囲からの信頼を獲得するためにも、報連相を徹底することが大切です。

【例文】報連相の具体的な方法

適切な報連相をすることで、業務の効率化やミスの予防に効果を発揮します。

ここでは、例文を交えて報連相の具体的な方法を紹介します。

報告

報告は上司から聞かれる前に自ら行うことが大切です。

指示された業務が完了したときはもちろん、状況にあわせて中間報告をすることで業務効率を高められます。

また、仕事の進め方に変更が出たときやミスをしたときも報告すべきタイミングです。

口頭で伝えるときは、最初に「〇〇の案件の進捗をご報告してもよろしいでしょうか」と伝えるとよいでしょう。

何について報告するのかが事前に分かると、上司は今すぐ聞くべきか、後で時間の余裕があるときに聞くべきかの判断がしやすくなります。

報告をするときの例文は、以下の通りです。

〇〇プロジェクトの進捗をご報告いたします。

現在スケジュール通り、〇〇の業務を進めており、

〇〇日までに完了予定です。

連絡

連絡は相手に応じて必要な情報、不要な情報を洗い出し、正確な内容を端的に伝えるのがポイントです。

例えば、会議の日程変更の連絡をする際は、変更があった事実と変更後の日時を伝えることを優先します。

会議の日程が変更された経緯は優先順位が低い情報のため、必要に応じて伝えるべきかを判断しましょう。

また、複数人に連絡をする場合は、メールを活用することもあります。

メールで連絡をする際は、読み手に負担を与えないように箇条書きにしたり、表や図等を使ったりと、簡潔で読みやすい内容にすることが大切です。

以下は、連絡をするときの例文です。

〇〇の会議の件でご連絡です。

会議の日時と開催場所が以下のように変更になりましたのでご留意ください。

【変更前】

・日時:6月18日(火)

・場所:第一会議室

【変更後】

・日時:6月25日(火)

・場所:第二会議室

相談

相談をしたときに的確なアドバイスをもらうには、相談内容をしっかり整理したうえで意見を求めることが大切です。

まずは「自分がつまずいているところ」「アドバイスをもらいたいところ」を明確に伝えましょう。

くわえて、結果的にめざしたいところ、現在まで自分が取り組んだこと等を伝えると、上司や先輩社員はより的確な指示を出しやすくなります。

また、丸投げせず自分なりの課題解決方法を伝えると、責任をもって仕事をしている姿勢が示せるため、親身に対応してもらいやすくなります。

相談をするときは、以下の例文を参考にしてみましょう。

お客様から〇〇の件でお問い合わせがあり、対応方法についてご相談したいことがあります。

〇〇分ほどお時間いただきたいのですが、ご都合のよいタイミングはありますか?

報連相のときに気を付けること

報連相をするときは、以下に注意しましょう。

  • 適切なタイミングで実施する
  • 相手の状況を確認する
  • 結論から伝える
  • 事実ベースで話す
  • メモを持参する

ひとつずつ詳しく解説します。

適切なタイミングで実施する

報連相のタイミングが遅れると、会社や取引先に迷惑をかけたり、トラブルが大きくなったりする可能性があります。

例えば、会議のスケジュールが変更になったときは、変更が決まったタイミングで連絡するのが適切です。

業務でミスをしたときも、問題がより大きくなる前にすぐ報告すべきです。

相手の状況を確認する

上司が忙しいタイミングに報告や相談をすると、上司の仕事を止めてしまうことになります。

そのため、自分の都合だけでなく、相手の状況を確認したうえで報連相をすることが大切です。

判断が難しいときは「〇〇の件でご相談(ご報告)があるのですが、今お時間よろしいでしょうか」と伝えてみましょう。

事前に何についての相談・報告なのかを伝えることで、上司が今聞くべきなのか、あとから時間を使ってゆっくり聞くべきかを判断しやすくなります。

結論から伝える

報連相のときは「〇〇の件で、ご相談があります」「〇〇の件ですが、日程調整があったため、連絡いたしました」と結論から伝えるようにしましょう。

口頭で伝えるときもメールで共有するときも、結論を伝えてから詳細を補足することが大切です。

報連相をする際は、必要以上に相手の時間を奪わないように、話す順番を意識しましょう。

ビジネス文書は簡潔かつ的確なメッセージが好まれます。ビジネス文書の書き方とポイントも別記事にまとめているので宜しければご確認ください。

事実ベースで話す

報連相では、事実を伝えることに徹しましょう。

自分の感情や感想を交えて伝えると、相手は何が事実なのかが判断しにくくなります。

また、個人の予想が入ると、情報の信ぴょう性が低くなってしまいます。

特にトラブルやミスを報告する際は弁解をするのではなく、事実だけを伝えるようにしましょう。

メモを持参する

報告や相談をする際は、メモを持参するのがお勧めです。

上司や先輩社員から助言をもらえることもあるので、忘れないようにメモを取りましょう。

また、報告・相談するときに、焦って言葉が出てこないことも考えられます。

伝えるべき内容をメモに残して、可能であればメモを見ながら話すと、スムーズに報告・相談しやすくなります。

報連相に関連する用語

報連相に関連する用語に「おひたし」「かくれんぼう」があります。

それぞれの用語の意味を詳しく紹介します。

おひたし

おひたしとは、怒らない、否定しない、助ける、指示するの頭文字をとったビジネス用語です。

報連相に対する上司から部下への姿勢で心がけることを表します。

上司がおひたしを意識することで、部下の適切な報連相を促せます。

かくれんぼう

かくれんぼうとは、確認、連絡、報告の頭文字をとったビジネス用語です。

部下から上司に仕事の進捗を伝える際に意識すべきことを表します。報連相との違いは、相談ではなく確認の重要性を示している点です。

確認は相談と異なり、まずは自身で問題解決方法を考えたうえで、その解決方法について上司に確認を仰ぎます。

判断を上司に任せず、自主性を育てるために「かくれんぼう」を重視している企業もあります。

まとめ

報連相は、業務をスムーズに進めたり、トラブルを予防したりするために重視されています。

報連相をする際は、相手の状況を確認したうえで結論から伝えることが大切です。

サイバー大学では年間999円(税抜)で100教材以上のeラーニングが見放題の「コンテンツパック100」を取り扱っております。

ビジネスパーソン向けの報連相に関するコンテンツも収録しているのでぜひご活用ください。

低コストで厳選コンテンツ見放題!コンテンツパック100

特にニーズの高いコンテンツだけを厳選することで、1ID 年額999円(税抜)の低コストを実現しました。

ビジネス・ITの基礎知識を学べるeラーニングコンテンツが見放題、Cloud Campusのプラットフォーム上ですぐに研修として利用が可能です。

社会人として身に付けるべきビジネスマナー等の基礎コンテンツを含む、100コース以上の厳選動画をラインナップ。コース一覧詳細は無料でこちらからご確認頂けます。

>>Cloud Campus コンテンツパック100の詳細をチェックする

この記事を書いた人

他の記事も見る

2024.07.26

財務スキルとは?初めてでも安心の5つの学び方

2024.07.26

財務スキルとは?初めてでも安心の5つの学び方

eラーニング

ビジネススキル

人材教育

近年は企業を取り巻く環境が大きく変わり、人口減少、CSR、ダイバーシティ、グローバル化などの多様な取り組みが求められるようになっています。 社会人として身に付けておくべきスキルの上位にあるのが「財務会計スキル」です。 財務会計スキルは企業価値を高めるために必要であり、特に総務部門や財務部門で働く方々のスキルアップが欠かせません。 この記事では財務会計スキルの概要、必要性、高める方法についてまとめていきます。 財務の知識が求められる背景 1. グローバル化と競争の激化 現代社会において、企業はグローバル市場での競争にさらされています。競争が激化する中で、企業は財務面での強化が求められます。財務の知識を持つことにより、経営者や社員は資金の効率的な運用やリスクの管理を行い、競争力を維持・向上させることができます。 2. 経済環境の変動 世界経済は常に変動しており、経済状況の変化に対応するためには、財務の知識が不可欠です。例えば、金利の上昇やインフレーションなどの経済指標の変動に対して適切に対応するためには、財務の知識が必要です。これにより、企業は予期せぬ経済変動に対応し、持続可能な成長を維持することができます。 3. 規制強化とコンプライアンスの重要性 企業はさまざまな規制や法律に従う必要があります。特に財務に関連する法規制は年々厳格化しており、コンプライアンスの重要性が増しています。財務の知識を持つことで、企業は法令遵守を確実に行い、罰則や制裁を避けることができます。また、コンプライアンスを守ることで、企業の信用度も向上します。 4. 持続可能な成長と投資家の期待 企業が持続可能な成長を実現するためには、適切な財務戦略が必要です。投資家は企業の財務状況を重視しており、財務の知識を持つことで、投資家との信頼関係を築くことができます。財務の知識は、企業が長期的な視点で成長戦略を策定し、投資家の期待に応えるためにも重要です。 5. イノベーションとデジタルトランスフォーメーション 技術の進歩に伴い、企業はデジタルトランスフォーメーションを推進しています。これにより、新たなビジネスモデルやサービスが生まれ、企業の財務状況に影響を与えることがあります。財務の知識を持つことで、企業は新たな技術やビジネスモデルの導入に伴うリスクやコストを適切に評価し、戦略的に対応することができます。 社会人として知っておくべき財務の知識 1. 会計基礎知識 社会人としてまず必要な財務の知識は、基本的な会計知識です。これには貸借対照表(バランスシート)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書の理解が含まれます。これらの財務諸表を理解することで、企業の財務状況や経営成績を把握することができます。 2. 資金管理 企業の経営においては、資金管理が非常に重要です。資金繰りや予算管理、資金調達の方法についての知識を持つことが求められます。これにより、企業は適切な資金計画を立て、安定した経営を維持することができます。 3. リスク管理 現代の企業経営には多くのリスクが存在します。財務リスク、法的リスク、市場リスクなど様々なリスクを管理するための知識が必要です。リスク管理の基本的な手法やリスク評価の方法を学ぶことで、企業はリスクに対して効果的に対応することができます。 4. 投資分析 企業はしばしば新規事業やプロジェクトに対して投資を行います。そのため、投資分析の知識は重要です。投資の妥当性を評価するための指標(例えばNPVやIRR)や投資リスクの評価方法を理解することで、適切な投資判断を下すことができます。 5. 税務知識 企業の財務活動において、税務知識も重要な役割を果たします。法人税、消費税、所得税などの基本的な税務知識を持つことで、企業は適切な税務申告を行い、税務リスクを回避することができます。 初心者は財務のどこから学び始めるべきか 1. 基礎から始める 初心者が財務を学ぶ際には、まず基本的な概念から始めることが重要です。会計の基礎や財務諸表の読み方、基本的な財務指標の理解など、財務の基礎をしっかりと学ぶことで、次のステップに進むための土台を築くことができます。 2. 実践的な経験を積む 財務の知識を学ぶだけでなく、実際に実践することも重要です。例えば、家庭の予算管理や小規模な投資を行うことで、実際の財務管理の経験を積むことができます。実践を通じて得られる経験は、財務の理解を深める上で非常に有益です。 3. 専門書籍やオンラインコースを利用する 財務の学習には、専門書籍やオンラインコースを活用することが効果的です。特に初心者向けの書籍やコースを選ぶことで、体系的に財務の知識を学ぶことができます。また、オンラインコースは自分のペースで学習できるため、忙しい社会人にも適しています。 4. セミナーやワークショップに参加する 財務の知識を深めるためには、セミナーやワークショップに参加することも一つの方法です。専門家から直接学ぶことで、最新の情報や実務に即した知識を得ることができます。また、他の参加者とのネットワーキングを通じて、財務に関する知見を広げることも可能です。 5. メンターやコーチを見つける 財務の学習においては、メンターやコーチの存在が大きな助けとなります。財務の専門家や経験豊富な同僚からアドバイスを受けることで、実務に即した具体的な知識を得ることができます。また、メンターやコーチは学習の進捗をチェックし、必要なフィードバックを提供してくれます。 以上のように、初心者が財務を学び始めるための具体的なステップを踏むことで、効率的かつ効果的に財務の知識を身につけることができます。 企業を内部から変革できるのは「総務部門」 環境の変化に対応するために企業を内部から変革できるのは、内外を問わずさまざまなステークホルダーをつなぐ重要な役割を担っている総務部門です。企業を目指すべき方向へ引っ張っていくには、総務部門は「総務の在り方」について考えて、新しい時代に対応したスキルを身につける必要があります。 経営者視点を持った「戦略総務」という考え方 これまで企業における総務部門は、「何でも屋」「雑用全般を担当する部門」「縁の下の力持ち」と考えられてきました。 しかし、今では従来の「雑用総務」ではなく、「戦略総務」という考え方が重視されるようになっています。 戦略総務とは、企業を取り巻く環境の変化に柔軟に対応して、社内の活性化、社員のモチベーション向上、企業価値の向上など、幅広く関わる総務部門がそれらに戦略的に取り組むことです。 「戦略総務」に必要なスキルとは? 戦略総務として生まれ変わるには、自らの意識改革とともにコスト改善や業務改善、社内コミュニケーションの活性化に関する施策の立案などが求められるようになります。 そのためには、ITを使った仕組みを取り入れたり、アウトソーシングを行ったりすることも必要です。最新の知識やサービスを常に収集できるようにしましょう。 企業の司令塔は「財務部門」 一方、財務部門は企業が利益を生み出すための司令塔といえます。 企業の経営層は、財務部門が企業の経理事務や財務慣行について的確な評価を行い、データに裏付けられた洞察や経営課題の解決方法を提示してくれることを望んでいるのです。 企業を成長させる財務部門に必要なスキルとは? 企業が財務部門に求めることに応えていくためには、数字を正確に扱えるだけではなく、企業活動と会計の仕組みを理解して、財務諸表から経営のために必要な情報を読み取る力を養うことが極めて重要です。 特に、事業分析や予算分析などの仕事に対するニーズは高まっています。企業を成長させる財務部門になるには、企業の各事業への理解を深めるとともに、経営やリーダーシップについても学んでいく必要があります。 専門知識を学びたいときに学ぶ このように、総務や財務のスキルアップは重要ですが、専門家を講師に招いて関係者が一堂に会したセミナーを開くのはコストや時間を要します。 また、担当する社員たちは事務作業が中心であるため、目の前の仕事に忙殺されがちです。 そのため、個々の受講者が都合のいい場所やタイミングで学べるeラーニングは、最適な学習ツールとなるでしょう。 専門家による良質なコンテンツ、基礎的なノウハウを学べるコンテンツなど、受講者のレベルに合ったものを選び、スキマ時間を活用してスキルを高めることが重要です。 低コストで厳選コンテンツ見放題!コンテンツパック100 特にニーズの高いコンテンツだけを厳選することで1ID 年額999円(税抜)の低コストを実現。 ビジネス・ITの基礎知識を学べるeラーニングコンテンツが見放題、Cloud Campusのプラットフォーム上ですぐに研修として利用できます。 100コンテンツ以上の厳選コンテンツラインナップは資料請求からご確認頂けます。 >>Cloud Campus コンテンツパック100の詳細をチェックする 総務・財務部門のスキルアップで競争力向上を 企業を取り巻く環境が変化するなかで、総務・財務部門の重要性は、年々高まっています。忙しい社員のために、eラーニングのような専門知識を手軽に学べる仕組みを取り入れましょう。総務・財務部門の社員のスキルを高めることで、企業の競争力向上につながります。  

2024.06.25

社員のモチベーションの高め方は?企業事例と6つのポイント

2024.06.25

社員のモチベーションの高め方は?企業事例と6つのポイント

ビジネススキル

人事制度・組織づくり

人材教育

会社で働く時間は、誰にとっても案外長いものです。 その時間をモチベーションが高い状態で働く社員が多い企業の方が、そうではない企業よりも健全な状態なのは間違いありません。 ただ、いざ社員やメンバーのモチベーションを管理しようとしても、何をどのようにして対策すべきか分からないという声も聞かれます。 今回の記事では、モチベーションの構成要素を紐解き、モチベーションを高めるための具体的なポイントや事例を紹介します。 モチベーションとは ビジネスシーンでの社員モチベーションアップを考える際によく取り上げられているのは、アメリカの心理学者・ハーズバーグ提唱の「二要因理論」です。 ハーズバーグは、職務満足と職務不満足は、それぞれ異なる要因によって引き起こされると主張しています。 職務満足を引き起こす要因を「動機づけ要因」、職務不満足を引き起こす要因を「衛生要因」であると明らかにしました。 つまり心理学的にみると、モチベーションには、「内的モチベーション」(動機づけ要因)と「外的モチベーション」(衛生要因)の2つがあり、社員のモチベーションを高めるためには、内的モチベーションに着目することが重要となります。 ただし、内的モチベーションと外的モチベーションは反対の概念ではなく、相互に足りない部分を補い合うような関係です。 丁寧に社員のモチベーション管理をするためには、外的モチベーションにおける問題を解決したうえで、内的モチベーションを満たす必要があるでしょう。 内的モチベーション(動機づけ要因) 内的モチベーション(動機づけ要因)には、「仕事のやりがい」「達成感や効力感」「職場メンバーへの信頼」「会社のミッションやビジョンへの共鳴」等が該当します。 動機付け要因は、促進要因とも呼ばれています。つまり「ないからといって、すぐに不満が出るものではない」ものの「あればあるほど、モチベーションが高まる」要素なのです。 ハーズバーグ提唱の「二要因理論」によると、人は以下のような感情を求めて生きています。 ・自分の存在意義を感じたい(達成感) ・自分の存在意義を認められたい(達成の承認) ・成果を認められ、ほめられたい(内的報酬) これは仕事場でも同じことがいえます。その仕事によって達成感が抱ける、周りがそれを承認してくれる、仕事そのものをおもしろいと感じる、といった内的動機づけによってこそ、仕事へのモチベーションを上げることができるのです。 外的モチベーション(衛生要因) 外的モチベーション(衛生要因)には、「金銭報酬」「福利厚生」「職務環境」等が該当します。 衛生要因は、不満足要因とも呼ばれています。すなわち「整備されていない場合は社員が不満を感じる」ものの「品質を高めていっても、満足につながるわけでない」要素なのです。 例えば、外的モチベーションが満たされていたとしても、内的モチベーションが満たされていない社員は、他に魅力がある企業へ転職するリスクがあるでしょう。 しかし内的モチベーションが満たされている場合は、他企業から高報酬のオファーがあったとしても、転職はしばし思いとどまる可能性があります。 モチベーションを構成する6つのポイント 「内発的動機づけ」の研究において第一人者であるロチェスター大学のエドワード・L.デシ氏とリチャード・フラスト氏(著書『人を伸ばす力-内発と自律のすすめ』)は、1980年代に人が働く動機を6つのカテゴリーに大別しました。 そして、冒頭で触れたアンケートを実施した企業文化コンサルタントのリンジー・マクレガー氏とニール・ドシ氏は、それらを現代の職場環境に置き換え、人が働く動機には次の6種類があるとしました。 1.楽しみ(Play) 仕事自体が楽しいから働く。楽しみとは、新しいことへの好奇心。楽しみが大きいと、たとえ仕事で難題にぶつかってもチャレンジ精神が刺激される。 2.意義(Purpose) 仕事が生み出す価値に意義を感じる。仕事のアウトプットが社会的貢献につながることに働きがいを感じる。 3.可能性 (Potential) 仕事を頑張ることが自身の向上につながる。仕事で成果を上げることが自らの能力を高めるとの信念に基づく。 4.感情的圧力 (Emotional pressure) 恐怖、同調圧力、恥等、仕事内容とは関係のない外部からの感情的な圧力によって、自分自身が脅かされているために働く。 5.経済的圧力(Economic pressure) 報酬を得るため、または、処罰を逃れるために働く。仕事内容や自己実現とは関係ない外的圧力によるものとなる。 6.惰性 (Inertia) 働く理由が分からず、仕事内容や自発的要素とは無関係な「昨日も働いていたから、今日も働く」という動機づけ。 内的モチベーションの高め方 ここからは、職場ですぐに実践でき、効果を実感しやすい内的モチベーションを高めるポイントを紹介します。 コミュニケーションを良好にする 職場でできるモチベーション向上のコツは、コミュニケーションを良好にすることです。 そのためには、上司や同僚とのコミュニケーションが重要となります。 ここでいうコミュニケーションとは、楽しくプライベートの話ができることや、飲み会で盛り上がることだけではなく、「対話」が成立する関係を築くことです。 「対話」とは、お互いの存在や意見の違いを認め合ったうえで、同じ目標に向かって歩むという建設的な話し合いです。 例えば、メンター制度がある企業の場合、先輩社員は相談役として、よい点を承認したり、失敗したときの改善策をともに考えたりすることによって、若手社員をサポートします。 やる気を伸ばせる仕事の進め方をする 若手社員を中心に、自分のスキルや能力を伸ばしたい人もいます。 著述家であるダニエル・ピンク氏の著書『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』によると、そのような社員には、やる気をさらに伸ばすような仕事の任せ方と環境が重要だといいます。 自立性 ある程度本人に仕事のやり方を任せること(例:勤務時間の20%を、自分のやりたい仕事にあててもよいという許可を与える等) 熟達性 達成感へとつながる「フロー状態(仕事へ没入している状態)」を作りだすこと(例:上司が月に1回部下と面談し、フロー状態が得られるよう仕事の割り当てを調整する等) 目的意識 報酬や個人的目標だけでなく、社会的貢献につながる意識を持たせること(例:自分の企画した製品を売ることで、途上国への寄付を実現できる等) 外的モチベーションを下げないためにできること 続いて、外的モチベーションを下げない、あるいは維持するポイントを紹介します。 モチベーションには内的なアプローチが重要ですが、外的モチベーションが良好であればあるほど、内的モチベーションが高めやすい状態といえます。 組織作りを見直す 社員のパフォーマンス向上に成功している企業は、「楽しみ」「意義」「可能性」の3つのモチベーションを最大化することに成功しています。 一方で、社員のパフォーマンス向上に失敗している企業は、「感情的圧力」「経済的圧力」「惰性」で社員が動いているのかもしれません。 しかし、社員が自発的に働きたくなる職場づくりは、特定の部署だけでは成し得ません。企業文化の形成としてとらえ、人事からの積極的な働きかけが欠かせないでしょう。 ※なお、モチベーションアップや人材評価については、「知ると便利!後輩指導で使える「コーチングスキル」」や「部下のやる気スイッチをオンにするリーダーの特徴と注意点」も併せててご覧ください。 制度の運用を見直す 高水準の賃金制度の構築や豊富な福利厚生メニューを導入できれば理想的かもしれませんが、そこまで余力がある企業も稀でしょう。 そのようなときに注目したいのが、制度の運用です。 例え評価制度が同じでも、評価結果だけを通知する運用と、評価の根拠や今後の注力ポイントを丁寧にフィードバックする運用では、社員のモチベーションに差が出てきます。 むしろ制度そのものは外的モチベーションに関係しますが、運用を社員の心情に寄り添ったものにすることで、内的モチベーションにも寄与できるでしょう。 社員のモチベーション向上事例 最後に、モチベーション向上に向けた施策を実施している企業の事例を2社紹介します。 サイボウズ株式会社 ソフトウェアの開発・提供企業であるサイボウズでは、「モチベーション創造メソッド」という取り組みを行っています。 サイボウズのモチベーションの定義「理想を実現するためのやる気」を実現するため、グループウェアを活用しているのです。 具体的には、社員が「できること」や「やりたいこと」、会社として「やるべきこと(やってほしいこと・取り組んでほしいこと)」を自由に書き込み、共有できるようになっています。 社員のやりたいことが実現でき、モチベーションのセルフコントロールを促す取り組みといえるでしょう。 参考:サイボウズチームワーク創研 株式会社伊藤園 伊藤園では、もっとも大切な財産は「人」というポリシーに基づき、人材開発や育成に力を注いでいます。 具体的には「伊藤園大学」という社員向けの自己啓発制度があり、学びたい分野の講習を受けることができます。社員個人のスキルアップになることはもちろんのこと、仕事に活用することでモチベーションアップにつながっているそうです。 また、伊藤園では社員が心身ともに健康で生き生きと働けるように、職場環境の整備をはじめとした健康経営も推進しています。 参考:株式会社伊藤園 多様な人財と全員活躍の推進 まとめ 米国の企業文化コンサルタントが、世界各国で2万人以上の社員を対象にアンケート調査を実施し、50社におよぶ企業の分析、数々の研究、文献を精査したところ、「社員のパフォーマンスのよしあしは、その仕事へのモチベーションにより決まる」との結果にいたりました。 内的モチベーションの高い社員が増えることは、生き生きとした職場を作る原動力となります。人事担当者は、そのことを念頭に仕組みづくりに取り組みましょう。 現代の日本は、労働人口の減少による売り手市場で、人材確保が難しくなり、人手不足が深刻な問題となっています。人手不足を補うためには、競争の激しい人材確保だけでなく、既存人材の離職防止や生産性向上も重要な課題となります。 人材の離職防止や生産性向上のためにも、社員のモチベーションマネジメントを行ううえで、ハーズバーグの二要因理論を活用してみてはいかがでしょうか。 低コストで厳選コンテンツ見放題!コンテンツパック100 特にニーズの高いコンテンツだけを厳選することで1ID 年額999円(税抜)の低コストを実現。 ビジネス・ITの基礎知識を学べるeラーニングコンテンツが見放題、Cloud Campusのプラットフォーム上ですぐに研修として利用できます。 100コース・1500本以上の厳選動画をラインナップ。コース一覧詳細は無料でこちらからご確認頂けます。 >>Cloud Campus コンテンツパック100の詳細をチェックする

2024.04.09

新入社員が育つ環境づくり|意欲を高める3つのコツ

2024.04.09

新入社員が育つ環境づくり|意欲を高める3つのコツ

ビジネススキル

人事制度・組織づくり

人材教育

大卒新入社員の3年目までの離職率は、ここ10年来30%台で推移しています。 約3人に1人は、一人前になる前に離職してしまうことを意味します。 時間と費用をかけたのに新卒社員が離職する要因は何なのか、どうしたら意欲をもって働く環境を作れるのかを本記事ではまとめます。 新入社員はやる気がない? 新卒社員に限ったことではなく、若い世代の特徴として「教えらたれたことをこなす能力は高い」、「真面目で理解力が高い」、「向上心がある」などなどが挙げられています。 一方で、「自主解決能力に欠ける」、「高望みせず、ほどほどで満足する」、「状況に適応する自律性がない」など、複雑でかつスピーディーなビジネスの現場環境で判断力を発揮し、新しい発想をチャンスへとつなげる実践力には乏しいようです。 このような話題になると、「最近の若者は根性が足りない」という諸先輩方の声が聞こえてきそうですが、時代にあわせた新人育成方法を考えることも、人事部にとっては大切な仕事です。 新入社員を育てる環境づくりの現状 産業能率大学が企業の教育担当者を対象にして行なった調査によれば、「中堅社員に求める役割」で第1位に挙げられたのは、「後輩の育成」(72.5%)でした。 しかし、「後輩育成を遂行していますか?」という問いに対し「遂行している」と回答したのはわずか2.9%と極端に実現率が低く、半数以上が「あまり遂行していない」と回答しています。 また、労働政策研究・研修機構による「人材マネジメントのあり方に関する調査」(2014年)では、若手層の人材育成上の課題として「業務が多忙で、育成の時間的余裕がない」「上長等の育成能力や指導意識が不足している」といった回答が多くなっています。 これらの調査結果から考えると、「若手が育たない」と嘆く裏には、「育てられない職場環境」が隠れているということがわかります。 OJTやoff-JTという研修方法を考えるだけでなく、実際に新入社員が配属される現場の指導体制はどうなっているか、指導係は誰なのか、受け入れ体制はできているかも考えていく必要がありそうです。 新入社員の意欲を高める3つのコツ ①職場の一員として認める 新入社員は仕事のことも会社のこともあまり把握できていないため、常に不安を感じています。 まずは、上司や先輩のほうから彼らを仲間として認め、信頼を得るために1on1などのコミュニケーションの場を設けることが重要です。 また、パワハラなどの問題にも上司が気を配らなければなりません。 新人を「新人」として一括りに考えるのではなく、一人ひとりの個人として向き合っていく意識を持つことも重要な要素です。 新入社員に対して高圧的にならず、成長を見守り導くというスタンスを持つべきでしょう。 ②社会人マナーや会社ルールを積極的に共有する 新入社員は不安を抱えながらも、社会人としてのマナーや会社のルールを早く身につけて、会社の戦力として成果を挙げたいと思っています。 既存の社員はその気持ちを理解したうえで指導し、不足している点を補い、成長へと導く姿勢が求められるでしょう。 また、新入社員は既存の社員とは気質が異なるケースがあります。 それを「最近の若者は……」のひとことで片付けてしまうのではなく、いまどきの新入社員に見られる傾向についても理解しておきましょう。 コミュニケーションを密にして世代間のギャップを埋めることが重要です。 ③新入社員のビジネススキル向上を図る 「あいさつ」「言葉づかい」「身だしなみ」「電話対応」など基本的なビジネスマナー研修だけでなく、OJTに対しても現場をサポートしていく必要があります。 教育担当である中堅層に「新人を育てる意識」を持ってもらうよう働きかける、メンター制など「相談できる先輩」がいる環境を整えるなど、自社に適した仕組みを探し、積極的に試していくことが求められています。 また、新入社員教育に適した方法としてeラーニングを実践する企業も多いです。 一体感を持って学習してもらうことでモチベーションを維持し、自発的に目標を設定することや、目標の達成に向けた実践について身につけることが可能です。 新入社員向け研修で検討すべきプログラム まず新入社員に知ってほしいことは「社会人としての常識」や「仕事の基本」と言われるものです。 会社は学校とは違い、仕事をすることで報酬を得る場所なので、社会人・組織人としてふさわしい常識やマナー、コンプライアンス(法令遵守)を最初に身に付けてもらうことが必要です。 1. ビジネスマナー 身だしなみ、挨拶、電話応対、名刺交換などで、身についていて当たり前のマナーです。配属が決まり業務がスタートすると、なかなか研修の機会はありません。取引先への訪問などでは、新入社員であっても会社の顔となるので、まずマナー研修を行いましょう。 2. ホウレンソウ 「ホウレンソウ」と呼ばれる報告・連絡・相談は、社会人の義務として徹底させましょう。とくに「報告」は重要で、慣れないうちは初めからすべて話そうとして、要点がつかめない報告となります。「結論」から話し始めて経過、理由を報告させるよう徹底させることが必要です。 3. コンプライアンス(法令順守) コンプライアンスとは、企業が法律や規制、内部ルール、倫理的な基準に従って適切な行動をとることを指します。 コンプライアンスを学ぶ最大の理由は「やってはいけないことを学ばせるため」です。 <主なコンプライアンス項目> ・法律と規制(労働法、環境法、消費者保護法、競争法、税法など) ・企業内ポリシーと手順 ・個人情報の取り扱い ・情報セキュリティ ・賄賂や贈収賄の禁止 ・インサイダー取引の禁止 すべて覚えることは難しくても、コンプライアンスに関する禁止事項があることを理解し、日々の業務において意識することで、企業の信頼性向上と長期的な成功に繋がります。 4. ITスキル ビジネスシーンではExcel、Word、PowerPointといったオフィスツールが使えることは必須です。 部署によってはExcel、Wordを多用するでしょうし、営業部ではPowerPointを使ったプレゼンテーションができなくては話になりません。 また、メールにもビジネス文書としてのマナーはあります。 件名や文面の書式も大切ですが、最も気にかけなくてはならないことは、「その用件はメールでよいのか」ということと、「宛先は間違えていないか」です。例えば、謝罪をメールで済ませることは社会人としては許されませんし、toとcc、bccの使い分けを知らなければ、インシデント発生の原因にもなります。 基本的なITスキルについては若い世代のほうが慣れていることもありますが、ビジネスにおける使い方は改めて学ぶほうが良いでしょう。 新入社員研修の効果を高める2つのポイント ①現場のニーズを優先する 多くの研修は座学形式で行われますが、配属先で実践しながら学ぶOJTを取り入れるのもよいでしょう。 部署により要求されるスキルは異なりますし、少しでも早く部署に慣れ、チームワークやコミュニケーションの取り方を学んだほうが早く成長することもあります。 現場で学べることには、仕事の指示の受け方、メモの取り方、タイムマネジメント、コスト意識、1日の業務の流れなどがあります。 しかし最も学ばなくてはならないのは、これから働く職場の雰囲気であったり、先輩や上司の仕事ぶりなどの自社の文化です。 帰属意識が高まり組織の一員であることを自覚させ、組織に貢献することで報酬を得ているという認識が強まります。 社会人・組織人としての基本的な常識やマナーを身につけながら、実践で業務を学ぶ。自社に必要・不要な新入社員研修のプログラムを調整することが重要です。 新入社員向けの研修を検討する際は社会人基礎力について理解しておくと参考になります。 ②全社員の意識にも気を配る 新入社員研修=新入社員に対してどのような研修を行うかにフォーカスしてしまいがちですが、全社員が持つ社風も非常に大切です。 「自分の意見が自由に言えない」「社員同士の挨拶や会話がない」「部門長クラスの人間が人材育成に興味がない」という環境では、新入社員のやる気も低下していってしまいます。 社風そのものに問題があると判断した場合は、研修という枠を飛び越えて、全社員の意識を変えるために必要な施策を模索しなければなりません。 新人教育をしっかりと機能させていくためには、会社全体を見渡したうえで本質的な課題を見つけ、解決していくことが大切です。 まとめ|新入社員が育てば会社も成長する 企業にとって、将来を担う人材の確保は、最優先事項の一つです。 人事部には、新入社員を育成できる職場環境づくりのために、地道な継続と積極的推進が求められています。 「新人が育たない」といわれる現代でも、定着率の高い企業はいくつもあります。 そういった企業は何が成功しているのか、自社に足りないものは何なのかを常に考え、一人でも多くの新人を育てることができる環境を作っていきましょう。 低コストで厳選コンテンツ見放題!コンテンツパック100 新人教育にも使える厳選コンテンツが1ID 年額999円で見放題になるCloud Campusコンテンツパック100。 ビジネスマナーだけでなく、社会人に必須のビジネス・ITの基礎知識を学べる充実のeラーニングコンテンツが魅力です。 Cloud Campusのプラットフォーム上ですぐに研修として利用できます。 100コンテンツ以上の厳選コンテンツラインナップは資料請求からご確認頂けます。 >>Cloud Campus コンテンツパック100の詳細をチェックする   参考サイト: 新人若手育成のアタリマエを変えよう|人材育成・社員研修のリクルートマネジメントソリューションズ  平成26年版 労働経済の分析 -人材力の最大発揮に向けて-|厚生労働省  第27回(最終回) OJTにおける「課題」とは何か?~新人の成長課題とトレーナーの育成課題<後編>~ | ヒューマンキャピタル Online  新人がイキイキと働くために、人事ができること~誰しもが経験するつまずきを乗り越える方法とは?~ – 『日本の人事部』 恒例の新入社員の特長。2015年は「消せるボールペン型」。その心は?|ブラック企業|【瓦版】  「新入社員意識調査・特徴とタイプ」公益財団法人日本生産性本部) 「新人と中途採用者の研修、教育の方法」ビジネス・ソリューション  

まずはお試しください!