2024.06.13
人材教育
eラーニング
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eラーニングシステムを提供する企業は60社以上もあると言われており、選ぶ側からすればかなり迷います。
導入を検討する前に、なるべく多くのeラーニングシステムについて知っておくことで、自社に最適なシステムを検討しやすくなります。
本記事ではeラーニングシステム20社の一覧をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
企業向けeラーニングの比較検討 4つのポイント
eラーニング製品を比較検討する際に確認すべきポイントをまとめます。
1.システム(クラウド型/オンプレ型)
eラーニングのシステムには、自社のサーバーに置かれた教材コンテンツにアクセスする「オンプレミス型」と、業者のサーバーに置かれたシステムやアプリケーションにアクセスする「クラウド型」があります。
中小規模の企業では、初期投資を抑えつつ比較的短期間で導入でき、サーバー管理の手間も省けるクラウド型を選択するケースが多いようです。
高いセキュリティを求める企業や独自のカスタマイズを希望する企業ではオンプレミス型が選択されています。
2.汎用コンテンツのラインナップ/独自コンテンツ制作機能
eラーニングを自前で制作するのか、販売されている既製コンテンツを購入して活用するのかを決めておきます。
自社の人材育成における目標を達成するために必要なものを検討しましょう。
既製コンテンツであれば、ラインナップ・契約期間・料金などを確認します。
より自社の業務に即したコンテンツが必要であれば、オリジナルeラーニングを内製できる機能を持つシステムを選び、コストや操作性を比較検討してみましょう。
3.操作性
受講者の学習の進み具合や理解度を把握しなければなりません。
最もeラーニングシステムを操作するであろう管理者として使いやすいか?という点を見ておきましょう。
日常業務の負担とならず、見たいデータを抽出したり分析する操作が簡単にできるかどうかは非常に重要です。
特に独自コンテンツを内製する場合は、迷わず作りやすいシステムになっているかも重視しておくべきでしょう。トライアルを行って実際に利用してみると、より操作性に対する評価もしやすくなります。
4.導入コストとランニングコスト
オンプレミス型はLMS(Learning Management System)などのシステム開発費、コンテンツの製作費、導入後の運営費などの予算確保が必要です。
クラウド型はシステム構築費用はかかりませんが、受講人数やコースによって利用料金が変わってきます。
また、ITスキルや語学のような汎用コンテンツを利用するのか、業務に即した独自のコンテンツを内製するのかによって、コストや選ぶべき製品が変わってきます。
導入時のイニシャルコストだけでなく、数年にわたって運用する際にかかるランニングコストを把握しておくことも比較検討する上で重要です。
企業向けeラーニングシステム20社徹底比較
eラーニングシステム20社の特徴・コンテンツ・料金を早見表で作成しました。
製品名 | 主な特徴 | コンテンツ受け放題 | 料金 |
Cloud Campus | ユーザ登録無制限で低コスト!大企業に選ばれるeラーニングの決定版 | あり | 月額固定 |
AirCourse | 月額200円/名〜で動画研修が受け放題! | あり | ID単価 |
ひかりクラウド スマートスタディ | eラーニングプラットフォームで変わる社員研修・情報共有 | なし | ID単価 |
UMU | パフォーマンス直結型AI学習プログラム プラットフォーム |
なし | ID単価 |
eden LMS | 簡単運用・システム管理不要・どこでも受講 シンプルで、柔軟 |
なし | ID単価 月額固定(同時視聴制限あり) |
etudes | 圧倒的に使いやすい学習管理システム(LMS)で人材育成をオールインワンでサポート | あり | ID単価 |
Smart Boading | OJTも研修もeラーニングも「社員教育」をこの1つで実現 | あり | ID単価 |
SAKU-SAKU Testing | 様々な教育やテストが簡単に運用できる「管理者」の使いやすさが圧倒的なシステム | なし | ID単価 |
LearningBox | eラーニングに必要な機能が揃った学習管理システム | あり | 月額固定 |
LearningWare | ユーザの要望に応える圧倒的な多機能 | あり | ID単価 |
学び~と | ICT教育向けeラーニングシステム | なし | ID単価 |
KnowledgeC@fe | 富士通の学習管理システム | あり | ID単価 |
playse | リーズナブルな導入費で、しっかり人材育成を | あり | ID単価 |
Seculio | 情報セキュリティ対策をかんたんに 従業員の現状調査から教育・訓練まで |
あり | ID単価 |
LearnO(ラーノ) | 月額4,900円の業界最安値帯料金から提供 | なし | ID単価 |
Teachme Biz | 手順が見える、伝わる、拡がるマニュアル作成・共有システム | なし | ID単価 |
CAREER SHIP | eラーニング、研修管理、スキル評価… 人材育成の全てを、これひとつで |
あり | ID単価 |
Leaf | 載せ放題、見放題の 圧倒的に安い”次世代型”LMS |
あり | ID単価 |
Schoo | 「一生学べる学校」 | あり | ID単価 |
KnowledgeDeliver | 教材作成~学習~運用管理をこれ1つで | なし | ID単価 |
各社それぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。
*詳しい情報につきましては各社の公式サイトをご確認ください。
Cloud Campus
株式会社サイバー大学(ソフトバンクグループ)が提供するeラーニングシステムです。フルオンライン大学の運営に使われるシステムでもあり、安定稼働・セキュリティ面の基準をクリアしています。
一番の特徴はユーザ登録数無制限&月額固定です。ユーザ数が多くなるほどコストメリットが出せる設計で、1,000人が利用すると1名あたり70円~と非常に安くeラーニングを運用できます。そのため大手企業の多くが利用している実績も多数あります。
動画制作ツールも標準機能としてあり、ITに詳しくない人でも直感的に操作できるので管理者に優しいシステムです。
また、100コンテンツ以上が見放題となるオプション(見放題コンテンツパック100)もあり、すぐにeラーニングの運用が行えます。
AirCourse
KIYOラーニング株式会社が提供するeラーニングシステムです。
既製品の教材750コースが受け放題であることに加えて、自社オリジナルの教材を簡単に作成できます。既にあるコースとオリジナル教材を組み合わせて運用したい方向けのサービスと言えます。
1,000名以上の利用で1人あたり200円で利用できるので、コストを抑えた運用も可能です。
ひかりクラウド スマートスタディ
東日本電信電話株式会社(NTT東日本)が提供するeラーニングシステムです。
どれだけ動画を保存しても、配信しても、毎月定額で利用ができます。研修のタイミングによって使用していないIDを休止することができ、その分のコストを下げて運用することが可能です。
契約企業専用のカスタマーサポートも用意されており、操作・利用方法の不明点を問い合わせすると、順次担当者が対応してくれます。充実したカスタマーサポートで安心して運用できる点が魅力です。
UMU
ユームテクノロジージャパン株式会社が提供するeラーニングシステムです。
UMUはライブ配信学習によるパフォーマンス型双方向ラーニングプラットフォームと呼ばれています。
ライブ配信、マイクロラーニング、AIコーチングなどの双方向学習のトータルサポートにより、従来の一方向学習の課題を解決するとともに、受講者参加型の学習の推進を実現できます。
誰もが教え手にも学び手にもなることができ、インタラクティブな学習設計を、手軽な操作で実現可能です。
eden LMS
エデン株式会社が提供するeラーニングシステムです。
eden LMSは技術的な知識なしでパワーポイントや動画などから、効果的な学習教材を簡単に配信可能です。AIによるナレーション追加や字幕追加にも対応しています。
集合研修や実技の講習など、オフライン実施教育における受講履歴管理や参加者募集も可能です。また、人事評価や職歴といった項目の管理もできるので、人材育成全体に関するデータを一元管理できます。
初期費用は0円、ユーザー数も1か月単位で変更できる柔軟な契約が可能で、人事には嬉しい点が多く盛り込まれています。
etudes
アルー株式会社が提供するeラーニングシステムです。
自律的なプロフェッショナル人材が育成できるeラーニング教材と、初期費用ゼロの手軽さ、
個人情報を守る強固なセキュリティが選ばれる理由です。
Microsoft Azureの採用で、強固なセキュリティ対策を実現。動画もストリーミング方式の採用でファイル漏洩の心配もありません。
無理なく継続的に使えるシステムとなっており、人材育成のスムーズなDX化に活用されています。
Smart Boading
株式会社FCEトレーニング・カンパニーが提供するeラーニングシステムです。
OJTも研修もeラーニングも「社員教育」をこの1つで実現することをコンセプトにしています。
ライブ型のオンラインレッスンがあって動画で学んだことをその場でプロの講師や他企業の参加者と一緒に、その場で「やってみる」ことができます。
自社内では受けられない、新鮮なフィードバックや、プロ講師からの的確なコミュニケーションにより、理解し、身に付けるまでトレーニングが可能です。
単なるシステム提供ではなく、本当に社員が育つ社員教育を実現するための仕組みを考えた点が人事担当者の好評を得ています。
SAKU-SAKU Testing
株式会社イー・コミュニケーションズが提供するeラーニングシステムです。
CBT(Computer Based Testing)の技術と実績を基に開発されており、様々な教育やテストが簡単に運用できる「管理者」にとって使いやすいシステムです。
「マニュアルを見たけど操作ができない」「何から始めたらいいかわからない」など、運用障壁となる複雑さはなく、だれでも簡単にテストの作成・運用が可能です。
企業内の教育のみならず、検定・資格試験団体の通信講座や、会員様向け教育のプラットフォームとして活用されています。
LearningBox
learningBOX株式会社が提供するeラーニングシステムです。
教材作成、問題・テスト作成、採点・成績管理など、eラーニングに必要な機能が揃った学習管理システムはもちろん、メッセージボックス、管理機能・設定、多言語対応(日本語・英語)、EC機能など機能面が充実しています。
また、100アカウントでも年間33,000円から利用できるコスパの高さも魅力。10アカウントまでなら期間無制限・無料で利用できるので、ランニングコストを抑えた上でトライアルも行うことができます。
LearningWare
株式会社プロシーズが提供するeラーニングシステムです。
20年以上にわたり、企業研修から、代理店・フランチャイズ研修、学校教育・研修ビジネス・オンライン講習・オンライン試験まで幅広く活用されています。
導入した企業からのお声の中で一番多いのが「使いやすい」とのことで、受講者にも、管理者にも使いやすいように作られています。
「3社以上のご要望があれば機能を実装する」という方針を掲げており、毎月のバージョンアップで、新しい機能がどんどん追加されています。
ビジネスマナー、Officeなどの新人向けの講座から専門的な教材まで厳選された1,000レッスン以上のeラーニング講座も準備されています。
学び~と
エスエイティーティー株式会社(駿台グループ)が提供するeラーニングシステムです。
ICT教育・eラーニングにおいて駿台100年の教育ノウハウと最新の技術を結集し、使いやすさを追求したシステムです。
マイページのレイアウトは管理者・受講者が欲しい情報に最短でたどり着けるように、必要な情報が整理・集約されています。受講者は学習履歴を、管理者は全体の履歴やアクセスログ・使用容量などを即時に確認できるため、操作にストレスを感じることはありません。
また、多言語の切り替えに標準対応しているため、外国の社員が多いグローバル系企業でも導入しやすいメリットがあります。
サポート体制についても、教材の内容やシステムの使い方、受講中に起きたトラブルなど幅広く対応してもらえるため、安心して運用が可能です。
KnowledgeC@fe
株式会社富士通ラーニングメディアが提供するeラーニングシステムです。
富士通の強固なセキュリティ環境なので、大規模ユーザにも安定したeラーニングの運用ができる点で安心感と信頼感があります。
2,900以上の多彩なコンテンツも受講可能であり、人材育成会社という強みを活かして、受講者の学習ニーズを分析した魅力的な教材を揃えています。
様々な業務に対する研修運営実績があり、専任部隊による手厚いサポートがあるのも選ばれる理由の1つです。
playse
株式会社manebiが提供するeラーニングシステムです。
playse. ラーニングは3,000以上の学習教材が見放題となっており、自社に最適なコンテンツを選べます。
またコースマップを活用すれば受講者がスムーズに迷うことなく学習を進められる工夫ができます。教材選びと学習順序を決める負担が軽減され、学ぶことだけに専念してもらえます。
料金体系は利用者数(ID)に応じて料金が変わる従量課金ですが、IDの有効・無効の切り替えが簡単という特徴から、月々の無駄な出費を抑えやすいメリットもあります。
Seculio
LRM株式会社が提供するeラーニングシステムです。
「セキュリオ」は情報セキュリティ教育の実施・確認・見直しを担当者の負担なく、かんたんに実施できるクラウドサービスです。
「セキュリオ」は、会社全体の情報セキュリティに対する認識を改善するため、従業員が意識をもって情報セキュリティ対策に取り組むための機能や、ISMS・Pマークの認証取得を検討中または取得済みの企業様が、より快適に認証運用できる機能などが備わっています。
70種類以上の本格的なセキュリティ教育向けeラーニングが使えるため、新入社員研修、年に1度の全社研修などの作業効率化に選ばれています。
LearnO(ラーノ)
Mogic株式会社が提供するeラーニングシステムです。
コース設定や受講者データの管理機能など誰でも分かりやすく操作しやすいインターフェースを備えています。導入もリーズナブルな価格で可能なため、中小企業にとっても選ばれやすいシステムです。
テスト受講終了後の画面で、受講者全体の成績と受講者自身の成績の比較がグラフで表示されます。受講者自身が自分の理解度を自分自身でチェック・把握できることは学習のいい動機づけになります。
Teachme Biz
株式会社スタディストが提供するeラーニングシステムです。
主に「マニュアル」の作成から組織に根づく運用までかんたんに実現できるサービスです。
誰でも簡単に教材を作成できるテンプレートが準備されており、文字を入れ込むだけで、受講者が理解しやすいようにデザインされた教材の作成が可能です。画像編集やマニュアルなどのステップ化もできるため、様々な教材作成ニーズに対応できます。
また、作成した教材が活用されているか、アクセスログをもとに分析できます。そのため、教材の改善の有無や課題を明確化でき、受講者のニーズ分析も簡単に行えるようになっています。
CAREER SHIP
株式会社ライトワークスが提供するeラーニングシステムです。
高水準な性能で最適な学習環境を提供し、社内インフラとしても安心して採用できる安定性が確保されています。大手企業など1,500社以上での運用実績のあるシステムです。
機能追加を伴うバージョンアップを年4回行っており、利便性や機能性を継続的にアップデートしています。
日・英・中(簡・繁)・越の五言語対応/中国でのローカル対応もされており、グローバルでの展開もしやすいです。
Leaf
株式会社インソースが提供するeラーニングシステムです。
動画、PowerPoint、PDFなどお手持ちの資料をすぐにeラーニング教材として配信でき、一気に研修をオンライン化できます。
また、集合型研修はもちろん、ZoomによるWeb研修の管理機能も備わっています。受講者名簿作成、受講案内などもスムーズに手間なく行えます。
同時アクセス数無制限となっており、最大29万人の同時利用実績があるので超大規模なeラーニング運営にも向いています。リリース以来、停止実績ゼロという強固かつ安定稼働できる点も魅力のシステムです。
Schoo
株式会社Schooが提供するeラーニングシステムです。
動画教材は各業界における第一人者や専門家を講師として採用しているため、ビジネスに役立つ最新知識を常に学べます。また100種類以上の研修パッケージが用意されており、内定者・新入社員・中堅・管理職など階層別に研修コンテンツを提供できます。
受講者の進捗状況や理解度を詳細に把握できるレポート提出機能の備わっており、管理者の学習管理の効率化もできます。
KnowledgeDeliver
株式会社デジタル・ナレッジが提供するeラーニングシステムです。
企業・官公庁・医療機関など2,000社以上の導入実績があり、売上拡大や研修の効率化、コストカットなど各分野に精通した専門部署のサポート体制が充実しています。
「作成」「学習」「運用管理」機能を標準搭載しており、導入後すぐに利用できます。
管理・受講に関するサポートセンターが設置されており、電話やメールで相談できるため、初めてLMSを導入する方でも安心して利用できるでしょう。
自社に最適なeラーニングシステムを選ぼう
最後にeラーニングシステム導入前に確認すべき点を以下にまとめます。
✓ そもそもeラーニングに求めるものは何か?
✓ 既製コンテンツを利用するか内製コンテンツを作成するか?
✓ 求める機能が十分に備わっているか?
✓ ランニングコストは予算内か?
eラーニングシステムは年々進化しており、最新機能が随時追加されています。
ただ、最新機能があれば良いというわけでなく、eラーニングに不必要な機能を極力省きつつコストを抑えた運用を行う必要があります。
各社特徴を踏まえ自社に最適なeラーニングシステムを選ぶことが重要です。
低コストeラーニングシステムなら「Cloud Campus」
Cloud Campusを導入するメリットは、以下の3つです。
✓ ユーザ登録数無制限!人数が増えるほどオトク
✓ ITに詳しくない人でも管理・運用しやすい
✓ セキュリティ・安定稼働できる基準をクリア
特にユーザ登録数無制限で定額制なので非常に低コストで運用できる点が選ばれる最大の理由です。
eラーニングは社員教育との親和性が高く、学習者・企業の双方にメリットがあります。
教育コストをなるべく抑えつつ、オンラインでの社員教育を促進するための機能が充実しているのがCloud Campusです。
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