2022.05.18
プレスリリース
サイバー大学
株式会社サイバー大学(学長:川原 洋、所在地:福岡市東区)は、企業に向けた高度IT人材育成サービス開発を推進するため、2022年4月に「プロフェッショナルラーニングセンター」を新設しました。
高度IT人材を必要とする企業のニーズに応じた独自のプログラムと、実務経験豊富な講師陣による質の高い指導で、企業課題の解決と価値向上に貢献します。
「プロフェッショナルラーニングセンター」新設の背景
弊社が運営するフルオンラインの4年制大学であるサイバー大学は、IT初学者から経験者まで幅広いバックボーンを有した学生が在籍し、2022年5月時点で在学生4,343名、卒業生2,233名を輩出するなど、高度IT人材を育成してまいりました。また、2021年10月より、さらに専門的かつ高度なスキルを身に付けることに特化した「CU Extension」を開講しました。こちらは年齢や学歴を問わず受講できる公開講座で、より多くの方に学習の機会を提供しています。
そして2022年度より、これまで大学事業で培った専門教育のノウハウを活かし、多くの企業が直面しているデジタル課題解決について人材育成を通して支援するため、「プロフェッショナルラーニングセンター」を新設しました。
当センターは高度IT人材育成のプロフェッショナル組織として、「高度な実務能力を活かした指導ができる講師陣」と「多くの企業に評価される独自の学習システム」により、DXやAI活用、デジタル戦略等、先端ITの分野で企業の成長の要となる専門職教育を支援します。
高度な実務能力を活かした指導ができる講師陣
実務経験に裏打ちされた確かな指導力を持つ講師陣が、企業における人材の成長をサポートします。業界の第一線で現在も活躍中の講師や、IT企業の役員を歴任した講師等が揃い、企業の実際に即した学びを提供します。
【教員プロフィール】
・馬場 研二教授/起業家支援(ビジネスプラン策定)を得意とする経営アドバイザー
米国ボストン大学大学院でMBA取得。地方銀行の外貨投資部門システム開発、外資系の人事コンサルタントを経て、2001年から、地方オーナー企業の本社経営企画部門に15年間携わった。2004年から(NPO)日本MITベンチャー ・フォーラム・ジャパンの理事を務めビジネスプランコンテストの運営に関わるほか、ベンチャー企業の経営顧問を務めている。
・勝 眞一郎教授/業務改革のダンドリスト・地域情報化アドバイザー
中央大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。機械製造業に18年勤務し、モノづくりの現場で、経営、設計、製造、物流、情報システムと広範囲な活動をグローバルな舞台で実践。情報システム部門のトップを務めてきた経験から、実践的なプロジェクトマネジメント論を次世代に向け伝授している。総務省地域情報化アドバイザー、業務コンサルタント。
・森戸 裕一教授/地方創生に長けるDXエバンジェリスト
外資・大手企業を中心に営業戦略策定や人材育成計画、研修企画支援等の実績多数。地域課題解決をデジタルを活用した新規事業として展開するベンチャー育成が得意。デジタル庁シェアリングエコノミー伝道師、自治体CIO補佐官、広報戦略監の他、一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会の代表理事も務める。
・鈴木 耕二教授/25年以上にわたり企業の情報セキュリティ分野で活躍
京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修士課程修了。精密機器メーカーの研究所・企画部等において応用数学および情報セキュリティに関連する研究開発・情報セキュリティ監査・品質保証業務等に従事。民間企業において長年に渡り、最先端の暗号技術・情報セキュリティ技術を製品へ組み込む業務に取り組んで来た。
・除村 健俊教授/PM・グローバル人事経験を持つ人材教育のスペシャリスト
米国Brown大学大学院 Computer Science専攻修了、芝浦工業大学大学院理工学研究科博士課程修了、Ph.D。日本IBM株式会社ではエグゼクティブ・プロジェクトマネジャーとして、ノートパソコン(ThinkPad)の開発をグローバルチームで行い、株式会社リコーでは理事として開発プロセス改革や人事ITシステム開発、グローバル人事、環境分野の新規事業開発、芝浦工業大学システム理工学部教授を歴任。製造業の開発プロセスや製品開発プロジェクトに詳しく、さらに、企業での経験を活かし、若い人材の育成に熱意を持って取り組んでいる。
・福泉 武史教授/FinTech&ブロックチェーンの専門家
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。日本電気(株)、ソフトバンク(株)、複数の関連事業会社に在籍。一貫してビジネスの現場で、情報システムの開発・運用と、モバイル分野の新規サービス企画、先端ITのリサーチ、技術部門の人事や人材教育に携わってきた。新規事業の立ち上げにおいてビジネス企画(上流)から実装と運用(下流)まで、一気通貫で幅広くみることをモットーとしている。
その他、多数の講師陣による充実したプログラムをリリース予定です。
多くの企業に評価される独自の学習システム
独自開発したeラーニングプラットフォーム「Cloud Campus」は、サイバー大学におけるオンライン教育のみならず、企業でのeラーニングにも多数採用されており、2022年3月時点で200社以上、約150万ユーザーが利用しています。直感的な操作と導入しやすい価格設定、教育効果などに対する満足度が高く、IT分野をはじめ、製造業や飲食業など幅広い業種で採用されています。また、テクノロジーを活用し、教育分野に多大な貢献をした事例を顕彰する「IMS Japan賞」の最優秀賞を受賞する※1など、専門機関からも高い評価を受けています。
Cloud Campusを導入することで、サイバー大学だけでなく、ソフトバンクグループを含む多数の企業や他大学が提供するプログラムを受講できます。
さらにCloud Campusにはコンテンツ制作に必要な機能も搭載されているため、オリジナルのコンテンツを制作し、外部のプログラムと組み合わせた独自の研修プログラムを作成することも可能です。受講状況も管理できるため、研修担当者の工数削減にも役立ちます。
今後は企業のニーズに合わせ、「いつでも・どこでも」快適に学べるCloud Campus上での高度なオンライン学習にくわえ、ハンズオンやワークショップなど、柔軟な指導形態のブレディッド・ラーニングによる効果の高い教育サービスを提供する予定です。
プロフェッショナルラーニングセンターは、単に教育プログラムを開発・提供するだけではなく、クライアント企業のパートナーとして、個々の企業に応じた人材育成について包括的に支援を行ってまいります。
※1 第2回 IMS Japan賞において
参考URL:https://www.cyber-u.ac.jp/information/001155-2.html
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