株式会社ユーグレナ

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グループ総会・講習会などの動画を一元管理!企業カルチャーの理解を促進

導入の決め手

  • 受講環境
  • マルチデバイス・直感的な受講画面
  • コンテンツ内製が簡単な制作者機能
  • ユーザー登録
    無制限の料金設定
  • 充実した管理者機能
  • サポート体制

目次

導入背景

人材育成専任スタッフが不在の現状を考慮して、eラーニングの導入を決意 

写真左より 永井様 竹石様(竹石様はフルリモートにて勤務)

導入の目的

● 企業文化や業務内容の理解を深めるための学習システムの構築と受講管理

● グループ総会や過去のセミナー動画などを一元管理するため

eラーニングシステムが必要になった理由と経緯

● 育成担当者の人数が十分でなくても、仲間※が自主的に企業文化や業務内容の理解を深められ、受講管理もできるeラーニングシステムが必要だった

● コロナ禍でリモートワーク中心となり、時間と場所に捉われず講習会やグループ総会などの動画を閲覧できる環境を整えたかった

※ユーグレナグループでは、社員のことを同じ志をもった「仲間」と呼んでいます。

――eラーニングシステム導入の経緯について教えてください。
永井様育成担当者の人数が十分でなく、かねてより教育に課題がありました。新しい仲間を迎えた際に、仲間には必ず周知しておきたい情報を漏れなく伝え、それを管理・把握したいと考えていました。また、コロナ禍となり、対面での集合研修やグループ総会の開催が難しく、特に新卒でジョインしてくれることを決めた仲間は、これまでリアルで集まることで会社のカルチャーを自然と理解し、馴染んでいったところ、それができなくなってしまったわけです。その解決方法として、いつでも過去の重要なセミナーを見返すことができ、受講管理もできるeラーニングシステムを検討することになりました。
――検討の結果、Cloud Campusを選ばれた決め手は何だったのでしょう。
永井様 いわゆるeラーニングシステムの大手5社ほど検討しました。ID数に応じて金額が変わるプランのシステムだと、今後のグループ全体の成長を考えた時に、必然的にメンバーが増えていくことが見込まれているため、遠くない将来にはコストが嵩んでしまいます。そのため、定額制のシステムで候補を絞りました。Cloud Campusは、ID数ではなく動画の容量による定額課金だったため、非常に有難い料金設定でした。無料のトライアルで、直感的に操作できることも確認できましたし、私たちのニーズに合ったシステムだと感じ、導入を決断しました。

運用

ホーム画面をカスタマイズしてユーザビリティをアップ!新着動画の公開もスムーズに

――現在はどのような体制でCloud Campusを運用されていますか?コンテンツ制作から公開までの流れを教えてください。
永井様 私の方で、オプション機能の「カスタマイズホーム」を利用してCloud Campusの大枠部分のカスタマイズを行い、動画などの公開は竹石が担当しています。「新着動画」「必修科目」「オンボーディング」「サクセスシェアリング」等のカテゴリに分け、視聴優先度の高い項目から順に表示させるなど、見るべき動画を見つけやすいように工夫しています。
竹石様 講習会などの録画ファイルは、私の方で集約しています。例えば、zoomで実施した講習会の動画と、その際に使った資料などを共有してもらい、一緒にCloud Campusにアップする流れです。グループ総会などの場合は全仲間に公開しますが、講習内容によっては、限定公開にしています。公開の範囲は永井が精査し、私は実作業を担当しています。
――動画の素材を受け取ってから、動画公開まではどれくらいの時間がかかりますか?
竹石様 動画ファイルが長いと読み込みに時間がかかることもありますが、ほとんどの場合1時間もかからずに公開できています。依頼者にいつ公開なのかを確認し、調整を行います。動画公開の頻度も、1週間にさまざまな部門からいくつも素材が届く時もあれば、そうでない時期もあるので、その都度で変わります。
――新しい動画の公開は、どのように仲間の皆さんに周知していますか?
竹石様 社内のチャットツールで伝達しています。
永井様 その他に、弊社独自の掲示板の「eukipedia(ユキぺディア)※euglena×wikipediaの造語」を用意しており、その中の「能力開発支援」というカテゴリで、Cloud Campusの掲載内容を一覧で紹介しています。その一覧には、動画の内容や閲覧所要時間が一目で分かるようにしています。新入仲間に「Cloud Campusにいろいろ掲載しているよ」と言っても、どこに何があるのか探すのは大変です。Cloud Campus以外のツールも活用しながら、探す手間を少しでも省く工夫をしています。
運用体制
  • 運用担当者の数

    2名

  • 導入リードタイム

    1週間

  • コンテンツ制作者

    管理者数名

形式
  • スライド
    同期型

  • セミナー
    収録型

  • 企画動画

  • スライド
    +音声

  • スライドのみ

  • テスト

  • アンケート

成果

コロナ禍でリアルの集会が激減。経営陣のメッセージを公開し、仲間の企業文化理解度が向上

  • KPI

  • 学習・啓蒙による発展的効果

    学習・啓蒙による発展的効果:経営陣のメッセージがダイレクトに届き、仲間の企業文化理解度が向上

  • コンテンツビジネス効果

――導入されてから、成果として感じられた部分はありますか?
永井様 大切な説明会や、グループ総会などでスピーチされた経営陣のメッセージなどを一元管理できるようになったのは、とても大きな成果だと感じています。ユーグレナグループが実現したい世界や、大事にしたい行動指針に関する話などは、やはり経営陣からの直接の言葉が一番心に届きます。コロナ禍もあり、経営陣とリアルでの接点がこれまで以上に少なくなっているので、動画でも熱量を伝えられるというのは、すごく価値があることだと思っています。
――仲間の皆さんの企業文化理解度に変化はありましたか?
永井様 出社が難しくても、新卒仲間や新しく入った中途仲間も含めて、会社の文脈やカルチャーについて理解しやすくなり、仕事への意欲にも繋がっていると感じています。

展望

ゲーム要素を導入して自発的学習を促し、受講管理を行いたい

――最後に、今後の展望についてお聞かせください。
永井様 「新着動画」「オンボーディング」「ビジネススキル」などカテゴライズして、いつでも確認しに行ける形を仕組み化しても、仲間自身に見に行ってもらえないと価値が生まれないので、今後はゲーム要素を取り入れて楽しく、自然と使いたくなるようなシステムが構築できればいいなと考えています。
――具体的な構想などはありますか?
永井様 コロナ禍で出社日数が減り、部署を横断したコミュニケーションがなかなか取りづらくなっているのが現状です。新しい仲間たちが早く馴染めるように、Cloud Campusに掲載しているオンボーディングにコミュニケーションのタスクを絡めて、スゴロクのように学習ができればいいなと思っています。
例えば、「入社後1ヶ月の間に自分の部署以外の仲間と5人でランチに行く」というお題を設け、それを達成できたら自社製品の「からだにユーグレナ」をプレゼントして次のコマに進んでもらう。そして、「この商品はどのようなきっかけで開発されて、ユーグレナを継続摂取することで健康面においてどのような可能性が示唆されているか」をCloud Campusの動画から答えを探し出してもらい、クリアしてまた次に……。というような仕組みが作れたら面白いかなと思っています。また、理解度チェックなどを作成してきちんと把握されているかの確認や、どの動画がどの層の仲間に多く利用されているかなど社内に発信することで、利用促進をより促していきたいと考えています。
株式会社ユーグレナ
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。 2021年、第5回ジャパンSDGsアワードにて「SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞」受賞。

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